リゾート地においての土地活用は、一般的な住宅地よりも選択肢が多いといった魅力があります。
リゾート地でも住宅地や別荘地として住宅の需要がありますし、新たな商業施設として物件を探している業者もいます。
近くに十分な駐車場がない地域であれば、駐車場施設を作ると長期的な需要が見込めます。
教育施設や職場が近くにあるような地域では、学生や社会人向けの集合住宅を建てるといった土地活用もあります。
土地活用をするときには、リゾート地のように需要が高い物件を活用するほうがはるかにメリットが大きくなります。
不動産投資をするときのネックとなる土地を既に所有してることで、需要の高い地域は空き室リスクは抑えることができ、他に比べ大きなアドバンテージを握ることが可能です。
一般的には、需要の高い地域であれば駐車場を作るよりも利回りの良い収益物件を建てる方がお勧めです。
収益物件は、空室リスクが大きく、初期投資が高額になるというデメリットが考えられますが、常に満室に近い状態を保っていけるのであれば、収入がかなりの金額になりますので、ローンを払っていったり固定資産税に充てることが可能です。
返済が終わった後はそれらが自分の副収入になりますので、かなり魅力的です。
収益物件を考えた場合、ビックボックスでは樹の温もりのある健康的な空間を提供し、更に高い耐震構造でもある安心の空間を提供できるログハウスを軸として、お客様の要望に合わせたプランニングを提供させていただきます。
今後もインバウンド需要に対応し、他の施設との差別を考慮される方には、弊社のログハウス施設がお力になると考えております。
静岡県熱海市による別荘所有者におけるアンケート結果によりますと、別荘所有者の7割の方は毎月1回以上、別荘に訪れております。
内訳としましてほぼ毎月利用されている方が3割、月に2回程度利用されている方が4割強となっております。
滞在日数に関しては、1~2日の利用が全体の6割強を占めており、3日以上の滞在は4割弱となります。
利用月については、8月、5月、1月の順に利用する割合が高い傾向であります。
これらは、日本の社会形態にも関係致しますが、長期休暇を取得可能な夏休み、年末年始、ゴールデンウィークを利用して別荘に訪れていることになります。
また、60歳以上の方は、余暇時間が多くあると推測されるため、59歳以下に比べ、滞在日数が比較的長く、年間利用回数もほぼ毎月利用される割合が高い傾向にあります。
このような背景を元に、ビックボックスでは土地活用において、収益物件の一つとして貸別荘を考える場合、土地の形状や所在地、アクセス条件などを考慮し、どのような層をターゲットとした物件にするか考慮した間取りやスタイルをプランニング致します。
小さなお子さんや年配の方を対象とする場合には、生活動線の優れた平屋スタイルを推奨致します。
また、これから別荘を考えていらっしゃる方には、普段使用されない期間に貸別荘としての活用を考えられる場合には、利用者のニーズを考えた別荘づくりを考慮することも空室リスクの抑制に繋がると考えます。
普段の生活環境を離れ、憧れの土地で優雅に過ごす、誰しもが一度は別荘の所有に憧れを持つ経験があると思います。
しかしながら、現実的な話をしますと別荘は取得以外に維持するためにも、様々な費用が発生致します。
維持費に関しては、別荘の敷地や建物の大きさ、土地の権利、のライフスタイルや用途、家族構成や使用頻度によって大きく異なります。
一般社団法人不動産流通経営協会が発表した「複数拠点生活に関する意向調査」では、平均的な維持費は月額約54,000円であることがわかりました。
年間で考えると、約648,000円の維持費が必要です。
日本有数の別荘地である長野県軽井沢では、70万円~100万円ほどの維持費がかかるといわれています。
具体的な年間維持費に関わる内訳についてご説明致します。
1. 管理・清掃費
別荘地では、複数のオーナーが加入して別荘を管理・運営する管理組合が個々に存在しています。
こちらの管理組合に加入するか、民間の管理会社に管理を依頼することが一般的と言われています。
管理を依頼することで、景観を維持するための草刈りや緑地整備、周辺清掃、防犯対策など様々な管理を代行してもらえます。
頻繁に別荘へ足を運ぶ場合は依頼する必要はないかもしれませんが、頻繁に通えない場合は資産価値の低下を防ぐという意味でも、推奨されております。
地域に密着されていることもあり、別荘地に管理組合がある場合には、その管理組合に加入することをおすすめします。
2.借地料
お客様が別荘を建てた土地が借地だった場合には月々の借地料が発生致します。
当然ながら、その土地の所有者に対して借地料を支払う必要があります。
3.水道料金・光熱費
別荘を利用しない期間があっても、水道料金、電気料金、ガス料金などの費用は毎月の基本料金が発生致します。
水道料金に関しては各自治体によって価格の差が生じますので、別荘地を選択する際にも前もって確認したほうが良いかもしれません。
別荘を利用する回数に関係なく、毎月基本料金は発生致します。
4.通信費用
インターネットの普及に伴い、また近年ではテレワークビジネス、サテライトオフィスといった需要により。どこでもインターネットへの接続を求められています。
本来であれば、別荘地で過ごす時間は、時計やスマホを手放し、のんびりと過ごしたい気持ちですが、現実には難しいかもしれません。
携帯可能なポケットWifiを保有せず、別荘地にWifi環境を設ける場合、毎月の通信費が発生致します。
5. 各種保険料
水害、地震、火災といった災害や事故に備えるため火災保険には確実に加盟することが推奨されております。
しかしながら、普段生活している一般的な住宅の火災保険に比べると、別荘にかけられる火災保険は割高になっていることが多いです。
6.税金
別荘は一般的な住宅と同様に税金を納める必要があります。
固定資産税、都市計画税、住民税均等割などが対象になります。
また、一部の別荘エリアによっては、別荘税、家屋敷課税などを支払う必要があります。
このように、憧れの別荘生活を夢見る際に、所得時の費用以外に維持費を考慮する必要があります。
そのために近年ではますます、貸別荘を検討している方も多くなっております。
維持費用を考慮した収益物件として、検討される場合、やはり空室リスクを抑えたプランニングが大切になります。
これまでにビックボックスが手掛けた貸別荘、リゾート施設をご紹介致します。
こちらは参考事例の一部でありまして、間取りや配置、設備などプランニングさせていただいております。