ケロログハウスについて
一般的なマシンカットのログハウスとは見ての通り全く姿が異なり、製造工程では、熟練したフィンランドの職人が、クラフトマンシップによりチェンソーなどの道具を駆使してハンドカットしていきます。北米系のハンドカットログと大きく違うところは、何百年のはるかな年月を経て乾燥した材を使用するため、表皮を剥ぐ作業がなくケロログの壁の表面は自然の経年変化による風情や味わいが醍醐味である点です。天然そのものの造形と色合いになって「幻のシルバーパイン」と言われる由縁がそこにあります。
脱水乾燥状態のケロログは、新しい樹を切り倒してつくる北米系のハンドカットログとは違い、建築後に起こる乾燥にともなうセトリングや割れ、ねじれなど発生しにくいのが優れた特長です。
自然の状態のままにあるケロログは色あせもしないので、外壁に人工の塗料を施す必要もありません。ケロログ特有の風合いをずっとそのまま楽しんでいただけます。別荘はもちろん、宿泊施設や店舗など味わい深いケロログハウスは、一度見た人の心を虜にしてしまう魅力があります。