使用前、使用後は、サウナルーム内を濡れたタオルできれいに拭きます。サウナルームが約80度になったらシャワーを浴び乾いたタオルなどでよく身体の水分を拭き取ってからサウナに入ります。身体が濡れたまま、サウナに入っても発汗作用が悪く、効果がうすれます。
下半身を良く洗浄しサウナベンチに乾いたタオルを敷いて清潔が万全。
柄の長いヒシャクでサウナストーンに適量をかける。高温に熱した石にかけた水はたちまち水蒸気になり、サウナルームに立ち込めその水蒸気によって一時的にサウナルーム内の温度が急上昇、たまらない気持ちの良い発汗作用が促進されます。この時ストーブの真上は高温水蒸気になっているので、柄の短いヒシャクを使用する時はやけどの原因になるので注意してください。
水のかけ過ぎはサウナルームの室温を下げてしまう原因に、ストーブの下に流れ落ちるほど水をかけないこと。また一度水をかけたらストーブの水が完全に蒸発してから、次の水をかけるようにしてください。水に松やハーブのエッセンスを数滴垂らしても素敵です。
▲ロウリュのスチームは万能薬。
サウナストーブの下から天井まで室内の温度差が、サウナベンチが2段ある場合には、上段と下段を上手に使い分けることによりサウナルームにいるくつろぎの時間を調節することができます。
10分前後の採暖と水シャワーを３?４回繰り返すと効果的です。
サウナストーンの成分によって使い始めの数回は多少目にしみることがありますが、次第に気にならなく異常ではなく心配する必要はないです。
白樺の葉を束ねて（これをヴィヒタという）身体をたたくとマッサージ効果と白樺の葉の香りによるリラックスが得られ効果的です。フィンランドでサウナ入浴時に一般的な入浴方法で日本では菖蒲の葉とか匂いの良い草木で代替です。
フィンランドサウナを快適に楽しむのに欠かせない作法で、サウナルーム内を充分に温度を上げ約80度以上にしておき、サウナストーンに適量の水をかけることによって、サウナルーム内に水蒸気が立ち込めます。湿度によって身体の粘膜を高温と乾燥から守り、サウナルームは非常に快適な空間となります。乾式の高温スポーツサウナとは全く異なり、息苦しさがないのが特長です。フィンランド人の誰もが大好きなloyly（ロウリュ）です。
